田辺サッカーアカデミーから矢野蒼空君がトレーニングに来てくれています。
入会してすぐの内は本格的なマシンに驚き、戸惑いを隠せないジュニアアスリートが多いですが、継続的に通って頂く事でジム内の雰囲気にも慣れ、気が付けば一人でもトレーニング出来るようになってきます。
そして身体の成長と共に、出来なかったマシンが出来るようになってくることでモチベーションの向上にも繋がるはずです。
写真左のアウターマシン、股関節の外旋動作(外向きの動き)をスムーズにし、殿筋~ハムストリングの柔らかさを高めます。そして片脚バランスで体幹を安定させなければ正しく動かすことは出来ません。
股関節をダイナミックに動かしながら、体幹を安定させなければいけない。これはまさにスポーツの動作そのものと言えるのではないでしょうか。
写真右の体重スクワットはクラブワントレーニングの核となる種目の一つです。骨盤の前後ローリングを身体に覚え込ませ、股関節~体幹そして上半身に至るまでの連動性を高めます。
一般的なスクワット運動は膝を大きく使う事が多く、股関節ではなく膝関節をメインとした動作になりやすいため、実際のスポーツ動作とは違う動きになりがちです。
競技能力の高いアスリートは股関節をメインとした動作をしている方が殆どです。
ジュニアの頃からこのような動作に慣れ、身体の正しい使い方をマスターしていれば、人一倍スピーディーでパワフルな動きが出来るようになりますし、正しい動きをすることによって疲れない・痛みのない身体が構築されていくのです。
むやみやたらに走り込ませたり、高強度の負荷を間違った動きで行うなど、一般的にはまだまだ正しいフィジカルトレーニングが行われていません。
矢野君!!!身長が伸びるにつれてこれからドンドン新種目が増えてきます。いい動きを身につけてベストなパフォーマンスが発揮出来るように頑張りましょう!!